日本三大提灯まつりの一つに数えられ白河提灯まつりの時には、近県から約十二万の観光客が訪れております。白河地方の総鎮守として、古くから人々の尊崇を集めてきた鹿嶋神社の例祭として、四世紀に渡り隆盛を極め、白河の人々の精神文化の歴史、いわば心のよりどころとして、伝えられてきました。現在行われている神輿の町内渡御・提灯行列・屋台・山車の引き廻し等の祭りの形態は、徳川家綱時代、藩主本多能登守忠義が神輿を寄進したことにより成立し、祭礼の型も幕府の許可を得て、別名【儀式まつり】といわれる程武家社会の格式を導入した独特の祭りで、伝統の文化として白河の地に受け継がれています。
参考サイトURL: 白河 鹿嶋神社
(最終更新日: 2023年02月08日 14時00分 )