道祖神は、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」などとも呼ばれ、災厄の進入を防ぐ神とされ、石像などに刻んで村境や辻などに祀られている神様。そして、小正月に正月飾りや締め飾りなどを焼く行事として、野沢温泉で古来行われてきた行事が道祖神祭りです。全国的には「どんど焼き」などの呼称で親しまれています。
野沢温泉の道祖神祭りは壮大な規模で行われることで知られています。この祭りがいつ始まったかは定かでありませんが、道祖神碑には「天保十巳亥年」と刻まれていることや河野家に残されている「文久三年道祖神小豆焼帳」などから江戸時代後期にはすでに盛大に行われていたことが推察できます。
参考サイトURL: 野沢温泉観光協会
(最終更新日: 2023年02月08日 14時00分 )