奥州一宮の鹽竈神社における早春の神事が、日本三大荒神輿と呼ばれる鹽竈神社帆手祭。元々は正月の神輿洗神事で、火伏祭として始まったものだが、後年海にゆかりのある「帆手祭(ほてまつり)」と呼ばれるようになり、現在では厄除け、繁栄も祈念して、神輿が市内を御神幸する。
最大の見所は、重さ1トンもの神輿が16名の若者にかつがれて、202段もの急な表参道(通称、男坂)を下りる様である。その緊迫感は、参拝者も思わず息を呑むほど。お帰りの神輿が表参道を上がる様も迫力満点。
500人を超えるきらびやかなお供、稚児行列を従えた市内の御神幸など、港町塩竈が一日中活気にあふれ、市民にとっては、春の風物詩となっており華やかなお祭りだ。
[宮城まるごと探訪より引用]
参考サイトURL: 鹽竈神社公式サイト
(最終更新日: 2023年02月08日 14時00分 )